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【物流IoT】データ取得のタイミング

  1. 物流業界でのデータロガー
  2. いつデータが欲しいか?
    1. 輸送後にデータ取得
    2. リアルタイムにデータ取得
  3. データの通信方法
  4. 最後に

物流業界でのデータロガー

データロガーは、搭載したセンサで温度、湿度、衝撃、傾きなどのデータを計測しデータを蓄積するデバイスです。物流においては、主に輸送品質のモニタリング用途に使われており、環境にデリケートな食品、精密機械、医療品などが主な対象となっています。例えば、温度が規定値を上回った場合、「いつ何度だったか」といった具体的な情報を確認できる為、原因の追究が容易となります。

いつデータが欲しいか?

ロガー本体に保存された情報をいつ確認したいのかによって利用するデータロガーのタイプが異なります。データを確認したいタイミングは大まかに2パターンあります。輸送終了後にまとめてデータを確認する場合と、リアルタイムにデータを確認したい場合です。


輸送後にデータ取得

一連の輸送後にまとめてデータを取得する方法のメリットはシンプルさにあります。データロガーを商品と同梱するだけで輸送環境のモニタリングが行えます。ロガー自体もシンプルな作りの為、1台あたり数千円から購入できます。船や飛行機による精密機器の国際輸送や生鮮食品の温度管理の確認用として利用されています。デメリットとしては、輸送後の読取時に始めてデータが確認できるため、データの確認にタイムラグが発生する事です。

    メリット
  1. 長い電池寿命
  2. 安価なデバイス
  3. 導入が簡単
  4. デメリット
  5. 輸送完了まで取得した情報が確認できない
  6. データ収集のための作業が発生する

リアルタイムにデータ取得

モバイル通信網(3G,4G)や自前の通信網を利用しリアルタイム通信を可能にします。この方法は人手による読み取り作業が発生しないたのが特徴です。データロガーが通信網に入ったと同時に自動でデータ送信を行う方法や携帯電話の通信網を利用し全国どこからでもリアルタイムにモニタリングをする方法があります。

月々の通信費や設備メンテナンス費用などのコストは相対的に高くなりますが、常に商品のモニターが必要なデリケート品向けに有用です。手作業による読取作業が必要ない通信型のデバイスは、通信頻度によってはバッテリーによる稼働時間に留意する必要があります。

    メリット
  1. 異常時にその場での対応可能
  2. 欲しい時に欲しいデータを即時に検知することができる
  3. 一度通信網を築くと運用に手間がかからない
  4. デメリット
  5. 設備投資コストが高い
  6. 通信コスト(回線費用など)が発生する

データの通信方法

取得したデータをどのように通信するかはデバイスによって異なり、種類があります。データロガーが取得したデータをスマホやPDAを利用して収集するタイプや、ロガーが自立的にデータ送信するタイプがあります。通信方式をいくつかご紹介します。

  1. NFCを利用したタッチ式
  2. データロガーをNFC対応のスマートフォンや専用の読取装置にタッチする事でデータを送信します。

  3. USBドングルを利用した挿しこみ式
  4. USBドングル付きデータロガーをPCに挿し込む事でデータ送信をします。

  5. Bluetoothを利用した単距離通信式
  6. Bluetoothタイプは、10m程の単距離データ送信が行えます。Bluetooth対応のスマートフォンなどにデータ送信もできますし、輸送経路の各地点にゲートウェイを設置し、エリアにデータロガーが入れば自動でデータ取得する事も可能です。

  7. モバイル通信網を利用した遠隔通信型(リアルタイムにデータ取得)
  8. 全国区での通信が可能なモバイル通信網(3G,4Gなど)を使う事により、輸送中どこからでもデータの取得、確認ができます。

  9. LPWAを利用した遠隔通信型(リアルタイムにデータ取得)
  10. 低コストで且つ長距離通信を実現するIoT向けの通信規格LPWAを利用する事で広範囲に渡る輸送品質をモニタリングします。基地局を自営で構築するLoRaWANや、既に国内に通信網があるSigfoxなどがあります。


最後に

データ収集のタイミングは商品や環境によって様々です。加えて、航空輸送の場合はルールに則したデバイスが必要になり、海外輸送の場合は各国の電波法に準拠したデバイスを選ぶ必要があります。通信方式やセンサーは次々と新製品が開発されており、最新機器を利用することでより安価で使いやすいシステム構築が可能になって来ています。

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