株式会社オール・ウェイズ

株式会社オール・ウェイズ　専務取締役　宮松 眞二氏（左）、スタッフのみなさま

導入サービス

鍵管理ソリューション「ci.Pacific/カギ束locaTor」

会社概要

社名	株式会社オール・ウェイズ
業種	総合物流業
社員数	150名
主要取扱品	生鮮食品

株式会社オール・ウェイズは、外食店舗やドラックストアへの夜間配送・無人納品を20年以上前から行っており、北名古屋営業所を中心に5拠点から約400店舗へ納品しています。
荷主企業様からお預かりした鍵を配送コースごとに束にして管理しています。鍵は取り扱い手順を設け、注意を払い配送中の紛失防止に努めていました。
鍵紛失のリスク軽減とドライバーの心理的な負担軽減のために、この度ci.Pacific/カギ束locaTor（ロケーター）を導入頂きました。
導入について、専務の宮松様にお話しを伺いました。

導入の経緯

鍵紛失を起こさないため、そしてドライバーの心理的負担を軽減するために

－－Ｑ：鍵の位置情報追跡システムを導入しようと思ったのはなぜでしょうか？

従来の鍵の管理方法は、管理者が鍵束の入ったポシェットをドライバーに渡し、ドライバーがポシェットを腰ベルトに確実に装着したことを確認した上で配送に出発するという方法でした。鍵束が物理的にドライバーに装着されていれば紛失のリスクは低くなりますがこのルールを逸脱したため紛失が発生したことがありました。過去には、車上荒らしの被害もありました。
これは単に管理者やドライバーが悪いという訳ではなく、管理方法に問題がありましたし、ドライバーの行動や意識に任せていたため個人に負担をかけすぎていたとも言えます。鍵の紛失を起こさない鍵管理の仕組みを再構築したいと考えていました。

－－Ｑ：ci.Pacific/カギ束locaTorはどのように知りましたか？

シーネット社とはもともとWMSを導入しておりお付き合いがありました。
セミナーに参加した際、ci.Pacific/カギ束locaTorが紹介されて、「これだ！」と思い検討を始め、トライアルで位置情報の精度等を確認した上で導入を決定しました。

システム選定のポイント

デバイスのスペックも、アプリも、コストも。費用対効果に納得

－－Ｑ：ci.Pacific/カギ束locaTorを選定したポイントを教えてください。

導入にあたっては鍵の位置情報の精度や使い勝手の良さはもちろんですが、管理者やドライバーの業務が増えないことも重要でした。
ci.Pacific/カギ束locaTorはポシェットに入れるだけで、バッテリーも2日間待ちますし、－20℃まで対応のため冷凍庫にも持ち込んでいます。
クラウド型で、万が一の時にすぐに手元のPCやスマホから鍵の位置を確認できる点も良かったです。
コスト面も費用対効果を考えれば納得の範囲でした。
ネットでも位置情報が管理できるシステムを探しましたが、バッテリーの持ちが悪かったり、費用が高かったりと条件に合うものが見つけられなかったので、ci.Pacific/カギ束locaTorに出会えて良かったです。

システムの導入効果

鍵紛失リスクを軽減でき、ドライバーの心理的負担も軽減された

－－Ｑ：ci.Pacific/カギ束locaTorの導入効果はいかがでしょうか？

導入してから鍵の紛失は発生していません。有事の際に鍵を探し出す効果は評価できていませんが、現場には安心感がありますし、会社として鍵管理の仕組みを提供できたことは良かったです。
導入当初は、ドライバーからは鍵ポシェットが重くなる事や位置情報が取られている事への抵抗感もありましたが、今では鍵の紛失リスクを最小化できる画期的なシステムだと評価されています。
導入前と鍵束の管理方法やルールは変えていませんが、このデバイスをポシェットに入れただけでドライバーの心理的負担は軽減できたようです。ドライバーにはこれまで鍵管理で苦労をかけていたので、導入して良かったです。
位置情報の精度に関しては、7割くらいは問題なく取得できていますが、一部のエリアでは正確な位置がとれていないという現象が発生していますので、シーネットに改善依頼中です。