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公開日:2021/12/17
音声認識システム

ENEOS様 音声検査導入事例紹介セミナー 開催レポート

シーネットコネクトサービス 現場改善ブログ ENEOS事例セミナー

【ENEOS における検査業務改善 事例研究セミナー】の概要

58%がチェックリストとPC入力で作業を実施、改善を検討中 【騒音下での認識精度】にも注目

12月14日に行われた【ENEOS における検査業務改善 事例研究セミナー】では、様々な製造業の皆さまにご参加いただきました。
同セミナーでは、株式会社アドバンスト・メディアによる音声エンジンAmiVoice®の最新の性能と、シーネットによる音声検査システムの概要、そしてENEOS株式会社川崎製油所品質管理グループにおける実際の検査業務改善事例と音声検査システムの詳細をご紹介しました。
開催後のアンケートより、製造現場における検査業務の現状を垣間見ることができました。 ここに製造DXを具体的に推進するというミッションを担う皆様に多少なりともご参考になれば幸いです。

参加者の属性:製造現場には潜在的なニーズがある

業種:
75%を製造業が占めました。
シーネットコネクトサービス ENEOSセミナー 参加企業の業種
取扱品目:
石油化学、電子機器、プラント・設備、自動車関連と続き、業態を超えた関心の高さが表れています。
シーネットコネクトサービス ENEOSセミナー 参加企業の取扱品目
所属部署:
品質管理・生産・開発関連部門に加え、業務改善・SCM・物流・環境・企画部門からの参加もあり、企業全体として現場業務のDX推進に対する関心が高いようです。
シーネットコネクトサービス ENEOSセミナー 参加者の所属部署

意外な関心事項:【騒音下の認識精度】がNo1

現在の検査業務:
アンケート回答者の58%が[チェックリストに記入後PCに入力]と回答しており、まだまだ従来ルーチンでの業務が残っていることが伺われます。
シーネットコネクトサービス ENEOSセミナー 現在の検査業務
検査システムの改善について:
ほぼ同数が[改善を検討中]であり、具体的な導入に向け情報収集されているようです。
シーネットコネクトサービス ENEOSセミナー 検査システムの改善
最も参考になった内容:
一番参考になった内容は[認識精度]でした。 多くの方が音声認識精度について一昔前のイメージを持たれていたようです。現時点での音声認識精度について驚くと同時に現場でも使えるレベルになったことを認識して頂きました。システムの機能・特性だけでなく実際に現場で使い物になるという点をきちんとお伝えすることの重要性を再認識しました。
シーネットコネクトサービス ENEOSセミナー 最も参考になった内容

参加者の声:【手作業からの脱却】が当面のテーマ

検査システムの改善について

  • 検査結果を自動で整理し、自動で分析表が出せるシステムなど好ましく思われています。
  • 検査結果とシステムとの自動連係検討をしている
  • 検査機器からのデータをPCへ連携させ、社内のネットワークシステムへ入力する仕組みを一部取り入れていますが、多くの作業で用紙への記入とPCへの転記入力が残っています。
  • 手書きのチェックリストが多いのと、選択肢ではなくて自由入力部分もあり、検査後に思い出しながらの記入等で、記入忘れや時系列が不明瞭になることがあり、リアルタイムに出来事を記録できる方法は無いかと考えている。
  • 分析機器とのLIMSの接続
  • 検査データ伝送システム構築中
  • 入力の省力化、負担軽減。但しエビデンスは必要なので、バランスは必要
  • 検査 計測 データ転送の自動化 機械化

検査システムの改善について

  • 計測結果を転記ではなく写真にて残すこと。転記ミスのリスク低減策として容易に導入できるため。
  • 音声認識のレベルが騒音化でもここまで良いとは思っていませんでした。また、ステップ毎の確実なチェックが可能なのでSOP遵守には必要と思われます。
  • 具体的な導入事例です。今後、近いうちにDXの波が工場にくるわけだが、人事や総務・営業だけでなく製造部門にも広がっていくと推測する。そういった意味ではIOTを基盤にシステム化していくことになるが、より効率化やスマートを目指すとなれば今回の音声認識システムの導入が不可欠になっていくと思われるので。
  • 騒音下でも音声入力を精度良くできる点は技術の凄さを感じました。
  • 作業ログの記録、および、プログラムレスが参考となった。作業ログの記録は、作業手順逸脱防止にもなると考えられる。カスタマイズできる点も良いと思う。
  • 手作業、目視確認についてはチェック用紙へ記入することがメインとなっているため、まじめに作業しようとすると操作⇒チェックリスト⇒操作⇒チェックリスト⇒・・のようなことをしなければならないため、チェックリストへのまとめ記入(予め記入)などの不正が起こりやすく、それが原因でチェックミスのリスクが高い状態になりやすいと考えており、その一つの解決策として参考になりました。
  • システム開発会社の者です。製造業様向けに、紙による指示やペーパーレス化、端末による実績収集などをご提案してきましたが、音声を使った方法がある事を知る事ができました。また、現在の音声認識が非常に高い精度にある事も、今後の提案に向けて参考になりました。
  • 騒音の中でも認識が出来てきていること。読み上げスピードが大分上がることがわかった。
  • 騒音に対してのフィルタリング機能のあるハードウェアの存在。騒音下や複数人数での使用が多いと考えられる。
  • クラウド型は初めて聞きました。
  • しっかりした業務フローとして導入されているところ。
  • 音声ガイドと対話しながら試験を行うことで、記録が残せる。
  • ENEOS川崎製油所様における実例を拝見できた件 実際の音声と作業の連動を見ることができ、イメージがつかめた。
  • 騒音化での音声の判別能力のレベル
  • 音声による文字おこし、騒音に強い、音声ガイド、写真によるデータ認識
  • ENEOS様の導入紹介 実際の使用場面がイメージできた
  • 最後の検査での活用事例 音声入力、そのデータ撮影 これらは連携保管?
  • 音声認識の最新状況を知ることができました。ユーザーの実例も大変参考になりました。
  • 読み上げた測定値が品質情報管理システムに入力される内容が参考になりました。測定値記入、および品質情報管理システムへの入力にかかるダブルチェックが不要となるので、大きな労力削減が見込まれます。

まとめ:製造業における【音声検査システム】のポテンシャル

今回のセミナーでは、製造業の皆様の音声認識に対する期待、および検査業務を改善していこうという意向が明らかとなりました。

音声検査システム導入により可能なこと

  • 90dbの騒音下での音声認識
  • 音声ガイダンスにより作業手順逸脱を防止
  • プログラミング不要で作業手順の音声ガイダンスを設定
  • 作業ログにより作業履歴を可視化・確認・記録
  • RPAやLIMPなど上位システムとの連携
  • 手入力作業からの脱却

セミナー当日のQ&A

Q: 業務のシステム化の際に、音声システムのほかに検討したシステムはありますか?
A: 特にありません、現在はRPAも使い効率化をすすめています。(ENEOS)

Q: 標準的な導入リードタイムはどのくらいですか?
A: 導入される現場のサイトサーベイなどに基づいて算出いたします。(CNET)

Q: 導入費用はいくらぐらいですか?
A: 月額9万円から提供しています。別途初期設定費用、機器費用、回線費用が必要です。(CNET)

Q: AmiVoiceやLISTESTは防爆エリアでも使用は可能でしょうか?
A: 防爆対応のPDA(AndoroidO/S)にて音声エンジンが問題なく使用できれば大丈夫です。
   現時点では検証済の機器はありません。(CNET)

Q: 先⽇のUSAでの⻯巻による災害では、携帯電話を持ち込めない⼯場や倉庫で使用者が多く出て
  いるという報告もあります。このようなデバイスから、緊急連絡は取れるのでしょううか?
A: PDAのアプリとしてコミュニケーションツールを動かすことにより可能です。
   本⽇紹介した検査システムのアプリでは⼀⻫同報や端末間の会話などはサポートしていません。(CNET)

Q: 作業中の確認でNGがでたときも音声システムに沿って対応可能なのでしょうか?
A: 音声シナリオの設定次第でいかような対応も可能です。(CCS)

Q: マイクは、どのような騒音下まで対応可能でしょうか?発表では90dBとのことでしたが。
A: 現場環境により精度が影響を受けるので、実際の現場でテストすることをお薦めしています。
   現場で事前に導入前にチェックすることをお勧めします。(AM)

Q: ENEOS様での使用現場は品証で紹介されていましたが、その他プラント現場での使用もあるのでしょうか
A: 他社での利用事例はまだありません。今回のセミナーは新製品の発表も兼ねております。(CNET)

Q: ENEOS様の発表の導入後の動画中、iPodで撮影された写真データは音声入力された
   試験データと紐づいて自動でサーバ等へ格納されているのでしょうか
A: そのとおりです。試験番号毎、製品毎に画像データをダウンロード可能です。(CNET)

Q: 音声認識ミスの発生率はいかがでしょうか?また、音声読み上げや音声入力のスピードは、速くなりますか?
   (動画では通常会話レベルより、若干ゆっくりに感じました)
A: 読み上げのスピードは都度端末で変更可能、シーネットの端末では[読み上げ速く]と発声することで
  スピードを上げられます。(CNET)
   現場では400回テストして1回発生、想定していたより認識精度が良かったので採用しました。(ENEOS)
   音声認識のスピードは端末のスペックによります。(AM)

Q: クラウドサービス導入にあたってセキュリティ面についてはどの様にクリアされたのですか?
A: 音声システム用の無線LAN環境を社内ネットワークとは切り分け、弊社セキュリティ規定に基づき
  導入しました。(ENEOS)

Q: ⽇本語以外も検討されていますか?
A: 現在は⽇本語対応のみです。(CNET)

Q: WT-01の導入前のトライアル貸出機はありますでしょうか。販売代理店によりますか?
A: WT01の貸し出しは可能です。詳細は担当営業にご相談ください(CNET)

Q: 導入検討のためのモニタ利用は可能ですか?
A: 可能です。 詳細は担当営業にご相談ください。(CNET)

Q: PDAを使用した音声認識システムはどのような業務をされているところに向いてますか?
A: 現場作業を行いながらの業務(立ち作業、動きのある作業、作業環境がPC操作に適していない、など)
  に適しています。(CNET)

Q: ⼯場内に無線LAN環境がない場合は使えないのですか?
A: LTEにてクラウドに接続できれば利用は可能です。(CNET)

Q: 上位品質管理システムとの連携で注意すべきことはありますか?
A: 試験装置から直接通信していた実績があり、音声システムとの連携もそれと同様の形で実施したので
  特段注意すべきことはありませんでした。(ENEOS)

Q: 複数台で、同時にいくつか使用した場合に、機器の間で音声の誤認識が発生しない⼯夫はありますか?
A: 指向性の高いマイクを使用しているためマイクを装着した人以外の音は基本的に認識しません。
   万⼀隣の人の音声を認識してしまう場合はマイクの感度を調整することにより問題は回避できます。(CNET)

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